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谷澤塾長の学習法指導 2ページ目

学校の授業だけでは足りない。塾が必要な本当の理由は...

「塾に頼らずに一人で勉強する」と考える人もいます。それはとても立派な考え方です。

でも、入試で合格点をとるには戦う相手、つまり、入試問題を研究しなければならないのです。

「新発田高校に合格するには、この問題は絶対にできないといけない」とか、
「この問題は(1)と(2)だけできればよい。だからここは短時間で終わらせよう」
というように、学習の方針を立てるのです。それができるのが塾です。

つぎの表を見てください。今年までの過去3年間の各科目の平均点です。
 
新潟県公立高校入試 各科目の平均点(単位=点)
平成26年度 英 語 数 学 国 語 社 会 理 科
44.4 40.8 43.7 50.9 48.0
平成27年度 英 語 数 学 国 語 社 会 理 科
55.7 53.2 49.4 45.5 46.3
平成28年度 英 語 数 学 国 語 社 会 理 科
52.9 51.7 54.6 53.8 51.7
定期テストに比べてどの科目も平均点がとても低いです。
今まで定期テストで高得点を取ってきた人も、入試問題では
そんなに高い点はとれません。

次にこれを見てください。これは同じく今年までの過去3年間の入試問題で、
各科目で81点以上取った人がどのくらい(何%)いるかという数字です。
 
新潟県公立高校入試 81点以上とった人の割合(単位=%)

平成26年度 英 語 数 学 国 語 社 会 理 科
5.4 1.9 0.0 6.3 2.5
平成27年度 英 語 数 学 国 語 社 会 理 科
15.2 6.9 2.7 3.7 4.3
平成28年度 英 語 数 学 国 語 社 会 理 科
13.2 6.1 2.0 11.3 10.4
「81点以上」ということは、「高得点」ということです。
例えば、平成28年度の英語では、公立高校の入試を受験した人全部の中で、
13.2%の人が81点以上の高得点を取ったということです。

この2つの表はほんの一例です。

入試問題の特徴を表す資料が、塾にはまだまだたくさんあります。
こうして入試問題を分析して、さらに一人ひとりの生徒の得意/苦手と照らし合わせてみると、
その人がどんな勉強をしていかないといけないか、はっきりとわかります。

塾というのはテスト業者や、教材販売の会社や、他の塾とのつき合いなどを通して、
このような入試に関するデータをたくさん持っています。
そして、生徒を志望校に合格させるために、いつも細かな分析をしています。


だから、「戦略を練る」とか「情報を得る」という意味でも、
塾というのは大きな利用価値があるのです。


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見直しができる人、できない人。

新発田高校に難なく合格するような学力上位のは、
「見直し」や「復習」がとても上手です。

勉強に入る前に、今までやったことを見直しするのです。
 
「この前こんなことをやったなあ」
「あ、そうそう。おっ、これは覚えている」
「今日はこの続きになるんだな」
 というように考えて勉強を続けます。

そしてさらに、見直しをしていて
 「あれ、これはどいうことだったかなあ。忘れてるぞ」
 と気づいたら、そのままにしないで、すぐに復習します。

結果を出す人と結果を出せない人の差はここにあります。
 
なかなかテストの点が上がらない人は、
「よく復習して覚えておこう」
という気持ちや、
「この前の内容はどんなものだったかな」
と、前の内容と現在の内容をつなげようとする気持ちが
足りないのです。

 
勉強を始める時は、
「今までやってきたことの見直しから入る」
ということを、いつも心がけてください。
 






成績の上がらない学習方法~問題を解くことが勉強だと思っている~

多くの子が、「勉強すること」とは「問題を解くこと」だと、
大きなカン違いをしています。

カン違いと言うよりは、本物の勉強ができないので、
安易に問題を解くことに頼ってしまうのです。

問題を読んで、何か思いついたことを解答欄に書く
というやり方は、自分の工夫がいらないので、
とてもやりやすいのです。
でも、やりやすい分だけ、さまざまな弊害が出てきます。

その中でも、非常にまずいのは、
1.問題集やプリントをもらわないと何もできない子になる。
2.カンや適当な考えで答えを書き、間違っていたのに
  復習しないで次へ進む。
3.カンや適当な考えで答えを書き、たまたま合っていた
  だけなのに、できたことにしてしまう。
4.わからないとやる気をなくし、先へと進もうとしない。
この4つではないかと思います。

成績の上がらない子は、勉強しないか、やったとしても、
上のような勉強とは言えないような勉強をやっています。

だから谷沢塾は、問題に頼らず、教科書1冊あればいつでもどこでも
レベルの高い勉強ができるように、子どもたちを鍛えています。

子どもたちの間では、そのようなところが新発田の塾の中でも
「厳しい」と評判のようですが、それができるかできないかで
入試の結果が違ってきますから、けっして妥協しません。

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成績が上がらない学習方法~途中の計算を書かない~

数学の勉強で、途中の計算を省略する人が本当に多いです。
その人は、「書くこと」の意味や重要性がわかっていません。

「計算を書かなくても、答えが合っていればいいんでしょう」
と軽く考えています。でも、それは大きな間違いです。

計算をキチンと書くのは、単に正解を出すためだけではないのです。

中学校3年間の数学でたくさんの計算法則を学びます。
それらを確実に身につけるために、「書く」ということが必要なのです。

次の図を見てください。
このように、途中の計算をキチンと書けば、
その問題に含まれる「計算法則」(右側に赤文字で書かれている部分)を、
いつも頭に描きながら勉強し続けることになります。

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これなら、いつどこでその問題が出てきても、
計算法則を思い出し、確実に解くことができます。

ところが、暗算やカンで答えを出すくせがついた人は、
その場ではなんとかできるかもしれませんが、

学年が進んで新しく難しい計算法則がどんどん出てくると、
それらがごちゃごちゃになって、入試本番では全くできなくなります。

それに、途中の計算をちゃんと書いていれば、答えが違ったときに、
間違いの原因がどこにあるのかを見つけ、直すことができます。

計算を書いてなければそれができませんので、まったく進歩しません。

このように、途中の計算を省略しないで書くということは、
正解を出すこと以上のとても大きな意味があるのです。

新発田にはたくさんの塾がありますが、その中でも谷沢塾は、
勉強への『心構え』と、勉強の『やり方』を徹底的に鍛える塾です。

もし興味があれば、「春の体験学習」を受けてみてください。

春の体験学習のページへ







別れと出会い

高校入試が終わり、合格発表が終わり、
谷沢塾では「合格パーティー」が終わりました。

今までずーーっと一緒だった生徒たちとお別れするのは
本当につらいものです。

合格パーティーで、みんなの最高の笑顔を見せてもらって、
心に一区切りつけます。

みんなありがとう。高校に行ってもがんばって!!

そして、今、新入塾希望の生徒さんたちが集まってきました。
新たな出会いの始まりです。

今年はどんな楽しい生徒たちが集まってくれるか、とても楽しみです。

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お問い合わせの面談と駐車場のご案内

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下記のとおり、駐車場をご用意しております。
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1.公立高校入試数学追加問題


 

公立高校入試数学追加問題

 
不等式の解き方
円に内接する四角形
接弦定理

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