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谷澤塾長の学習法指導 2016年10月

マインドマップで入試対策

谷沢塾の特徴の1つに
「マインドマップ授業」があります。

子どもたちにとって、
入試の理科・社会は
大量暗記との戦いでもあり、
とてもやっかいです。

おぼえなければならないことが
あまりにも多いので、
集中力が続かず、負けてしまうのです。

これを見事に克服したのが
「マインドマップ」でした。

今では谷沢塾の受験指導に、
なくてはならないものになりました。

今年も、中3生に
「マインドマップ入試対策授業」を
行いました。

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最初はみんな、初めての体験に
とまどっていましたが、
今ではとてもうまく書けるようになりました。

新発田で入試対策にマインドマップを
使っているのは今のところ谷沢塾だけです。

興味があるお子様、親御様は、
とうぞお問い合わせください。

マインドマップの詳細は、こちらをご覧ください。
谷沢塾の「マインドマップ」


成績の上がらない学習方法~事務処理のような勉強~

子どもたちが陥りがちな「成果の上がらない学習方法」の1つに
「事務処理のような勉強」というのがあります。 
それは、言い換えれば、「処理するだけの勉強」です。

勉強とは、本来、
「考えることで脳に負荷をかけて、思考回路を形成する」
というものです。
 
でも、子どもは、

・教科書の説明をただ書き写すだけ。
・単語練習で、簡単な単語を紙の端から端まで書いている。
・カンで答えを書いて○×をつけて勉強した気になっている。

などのように、「脳に負荷をかける」ことを、
上手に避けるための術を知っています。
 
本人にとっては、
「せっせと書き写した」
「たくさん書いた」
「たくさん問題をやった」
ということで、

「僕は(私は)すごく勉強した」
と思っています。
 
でも、私の目はごまかせません。
授業でこってり説教されて、
泣きながら帰っていく生徒もいます。
 
私もとてもつらいですが、
大事な生徒が、
このままいい加減な勉強を続けて、
不合格になるほうがもっとつらいので、
あえて、憎まれ役に徹しています。

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勉強方法に意識が行き過ぎるのは危険。

保護者面談で、
「この子は勉強のやり方を知りません。だから、
先生、やり方を教えてあげてください」
とよく言われます。

確かに、勉強には効果的な「方法」や「コツ」があり、
それを子どもたちに教えてあげるのが私の仕事です。

でも、子どもの前では、保護者や教師は、「良い方法」とか
「成績が上がる方法」などと、あまり言わないほうがいいです。

それはなぜかというと、それを聞いた子どもたちは、
「そうか、勉強には方法というものがあるのだ」
と知り、

さらに、私たち大人の思いとは裏腹に、
「良い勉強方法」というのを、
「がんばれば成績が上がる勉強方法」
ではなく、
「楽をして成績が上がる勉強方法」
と、意味をすり替えてしまうのです。

そして、お決まりのパターン、
「どうやってやればいいか、わかりませ~ん」
という顔をして、やり方を指示されるまで何もしない生徒に
なっていきます。

子どもには、初めから
「良い勉強方法を身につけさせよう」などと考えずに、
「本気で勉強しなさい」「何度も読んで考えなさい」と、
勇め、励ましてあげるのが大切です。


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覚悟を決めて

成績が上がる人と上がらない人。
第一志望校に合格する人とできない人。

ちがいはいろいろありますが、決定的なのは
「覚悟が決まっているかどうか」
だと思います。

長年受験指導をしてきた私には、
生徒たちの勉強する姿を見ていると、
「覚悟が決まった子」はすぐにわかります。
私たち大人も見習いたいくらいの姿勢と集中力で勉強に取り組みます。

そして、テストの点がちょっと下がったとか、倍率が高くなったとか、
自分の成績で合格できるだろうかとか、
学校の先生にその高校は難しいと言われたとか、
そのような小さなことはいっさい気にしません。

勉強するその姿からは
「何があっても、だれに何と言われても、やるしかないのだ」
という気持ちしか見えません。


これは高校入試に限らずすべてにおいて
大切な心構えだと思います。

子どもたちに、高校入試を通じて、
そのような心構えを身につけさせてあげたいです。


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